ところがある日、ついに悪太郎は複数の女生徒たちに嫐られてしまう。―――そう、まさに「おもちゃ」にされてしまった。
―――自分は無能だ、生まれてこなければ良かった、男としてこれ以上生きていられない―――
男としてのプライドをズタズタに切り裂かれてしまい、悪太郎は自殺を覚悟し、ビルの屋上にたたずんでいたところ、ふと小さなテントの存在に気づく。
そこにいた妙に明るい天然系のカリーナというインド風の女性から、恐るべき秘術「シャクティ・ミトナ」
―――女性を見つめるだけで昂ぶらせ、その身体に触れただけでイカすことができるという秘術―――
を身につけた悪太郎の人生観はここで一変する。
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